最近、宅建の勉強をしてるんだよね。
不動産屋さんは儲かりそうだから、不動産業界に転職を考えてるんだ。
そうなんだね。
ただ、不動産業界って怪しい話もあるよね。
昔は地上げとか、地面師とかに家を取られたなんて話もあったよね。
不動産業界って実際はどんなところなんだろ~?
なにか不動産業界をわかりやすく知る本なんて知ってる?
そうだね。
不動産業界を知れるわかりやすい漫画ならあるよ。
僕も買って読んでるんだ。
今回の疑問
・不動産業界って実際はどんなところなの?
・不動産業界をわかりやすく知れる本はあるの?
・今の不動産業界を知れるおすすめ漫画
・マンガを無料で読んでみる
目次
不動産業界を知れるおすすめ漫画
不動産業界を知れるオススメ漫画は「正直不動産」です。

正直不動産の概要
「正直不動産」はこんなストーリーです。
登坂不動産で働く主人公の永瀬財地。
今まで嘘を上手について、営業成績1位をあげていた。
その主人公の永瀬財地が地鎮祭を行うために石碑を壊してしまってから、嘘をつけなくなります。
嘘が多いと思われている不動産業界で、嘘がつけなくなってしまった。
嘘をつくことでエースになった永瀬財地が正直に営業してやっていけるのか、、、。






正直不動産のおすすめポイント
①おもしろい
②専門用語が勉強になる
③嘘をつかないで営業成績を上げる方法がわかる
① おもしろい
それもそのはず、ジャニーズの山下智久さん主演で映画にもなった「クロサギ」を書かれてた夏原武さんが原作です。
不動産営業マンの僕からみてもこんなケースあるよなと思えるシーンも多々あるので、よく調べられて書かれています。
② 専門用語が勉強になる
不動産業界でしか使わない専門用語もたくさんでてくるので、これから不動産業界で働こうとする人や宅建の勉強になります。
例えば、
・千三つ

マンガの中で不動産屋の話は千のうち3つしか本当の話がないという意味で使われています。
ただ、さすがに不動産屋の話のうち、そんなに嘘ばっかり言っていたらその業界自体是正されるはずですよね。
不動産業界で千三つといえば、
千のうち契約まで至るのは三つで
本当にいい物件は千のうち三つしかないという意味で使われています(笑)。
・専属専任、専任、一般媒介契約の話

家を売ったり買ったりする場合、不動産屋と媒介契約を結びます。
その媒介契約で、不動産屋は専属専任媒介契約を結びたがります。
専属専任媒介契約は、売主が他の宅建業者へ依頼したり、自分で買主を見つけられない契約です。
専属専任媒介契約を結ぶことができれば、
仲介報酬料を両手(売主、買主両方からの報酬)でもらえる確率が高くなるからです。
特に全国展開している大手の不動産会社の仲介報酬率は4~5%を超えています。
売主3%、買主3%の合計6%が報酬の上限ですので、大手の会社がほとんどが
専属専任媒介契約を結んでいると考えられます。
・新中間省略登記(第三者の為にする契約)

売買が成約すると、売主から買主へ所有権移転登記が行われます。
不動産屋が買い取って、売る場合の通常の所有権移転登記の流れでいえば
・売主⇒不動産屋⇒買主
で、所有権が移ります。
しかし、新中間省略登記をすると、
・実態は 売主⇒不動産屋⇒買主 へ所有権が移っていても
・登記上 売主⇒買主 へ所有権を移せるのです。
これをすると不動産屋にとってメリットがあります。
わかりますか?
①メリット1
・流通課税(登録免許税・不動産取得税)がかからないので、不動産屋は数十~数百万円の節税になります。
②メリット2
・不動産屋は一度購入して、転売するので、転売益も得ることができます。
反対に、売主は直接、買主へ売却できておけば、不動産屋が買主へ売る値段で売れていたので、お金だけみれば損したと言えます。
③ 嘘をつかないで営業成績を上げる方法がわかる
嘘偽りなく、正直に説明して商品を売るという点で
不動産に限らず、車、野菜などほかの商品を売る場合にも、
営業方法が参考になります。
現役不動産営業マンからみた正直不動産の感想
現役の不動産営業マンからみて「正直不動産」の感想を教えてほしいなぁ。
そうだね。
現役で不動産業界で働く僕が読んでみて、、、
・不動産屋にいくとなんか騙されそうという視点を取り入れた面白いマンガだと思います。
僕もこの業界で働くまではなんか怖そうな業界のイメージがありましたもんね。
・誇張している表現や今時そんなことはないだろうという話もあります。
今は宅建協会がしっかりしているので、かなりクリーンな業界になってきたと思いますね。
普通に、夜の23時頃まで働いて、終電で家に帰っていました(-_-;)。
・「正直不動産」は女優の北川景子さんが演じたドラマ、「家売るオンナ」と比べると、不動産業界の深い業界話がでてきます。
家売るオンナはいかに上手に不動産を売るかという、どちらかというと営業マン向けの話でしたね。
正直不動産は、最近のカボチャの馬車、地面師事件、スルガ銀行の不正融資などで怪しい不動産業界で、
正直な不動産営業マンがやっていけるのか?という話です。
今の不動産業界をリアルに知りたいという人におすすめです。
正直不動産を無料で読んでみる

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まとめ
・正直不動産は不動産業界についてよく調べられています。
・正直不動産で繰り広げられる世界が不動産業界のすべてではありませんが、
一部ではこのマンガのような話もあります。
・宅建の勉強だけでは垣間見れない不動産業界のリアルがわかります。
・不動産業界で働こうという方には特におすすめ。
・これから家を売ろう、買おうと思う方も勉強を兼ねて、読んでいて損はないと思います。
今回も記事を読んでいただきまして、ありがとうございました。
